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診療予約システム「MEDICALPASS」の機能・特長について

診療予約システム「MEDICALPASS」の機能・特長について

診療予約システム「MEDICALPASS(メディカルパス)」の機能・特徴について
MEDICALPASSイメージ(PC・スマホ)

新型コロナ禍で三密を避けることが推奨されており、そのため診療予約システムを導入するクリニックが急増しています。今や診療予約システムは集患にも役立つ重要なツールとなっています。

今回ご紹介する「MEDICALPASS」(メディカルパス)は、クリニックに必要な機能を備え、セキュリティーに配慮した非常に使いやすい診療予約システムです。

「MEDICALPASS」の概要と機能

「MEDICALPASS」には3つの特徴があります。

  1. 簡単
  2. クラウド型
  3. ワクチン機能

マニュアルを読まなくても簡単に使えるようにデザインされています。画面がシンプルで直観的に操作ができ、楽に受付業務を遂行することができます。そして、患者さんにも、安心を感じてもらえる優しいデザインと配色を使っています。

クラウド型のため、院内サーバ機器の設置が必要なく、導入と維持管理がしやすいです。医療施設の空調管理や電気代、アクセス集中に備えて通信回線の強化を図る必要がありません。

ワクチン機能を使って、受付数管理や接種間隔のスクリーニングが可能です。患者さんが接種予約するときも、入力する項目が最小限で済むように配慮されています。

「MEDICALPASS」の主な機能

  • 「順番」「時間制」予約のどちらでも使える/併用可能
  • 電子カルテ・レセコンとの連携可能
  • 予約のお知らせ機能を装備
  • 直来の患者さんにも対応可能
  • 番号札の発券、案内

診療予約システムには、予約の入れ方で「順番受付」「時間指定の予約」の2つがありますが、「MEDICALPASS」はどちらでも使えますし、併用も可能です。また、複数診療科目にも対応しています。

患者さんから予約が入ったらクリニック専用画面で確認でき、予約日時が近くなったら患者さんに自動的にリマインドのメールを発信することが可能です。院内に発券機を設置し、来院した患者さんに受付番号を発券、順番が来たら待合室に設置したモニターで診察室へ案内することも可能です。発券機やモニターなどの制御は「MEDICALPASS」導入時に設置する専用端末が行ないます。

電子カルテとつなぎ込めば、受付を行った患者さんのカルテ情報を電子カルテ側に手間なく並べることができるのでとても便利です。予約を行っていない直来の患者さんでも、クリニックパソコンから入力することで対応可能です。

というわけで、「MEDICALPASS」はクリニックに必要十分な以下の機能を備えています。

MEDICALPASS モニター予約受付表示イメージ

「MEDICALPASS」には「Lite(ライト)」「Standard(スタンダード)」「Premium(プレミアム)」の3つのプランが用意されており、それぞれ機能と導入費・運用費(後述)が異なります。

「Lite」は機能が限定されているので、クリニックに導入するのなら「Standard」以上が良いでしょう。「Premium」では、自動音声による電話予約機能があります。もし、電話での予約も自動化したいのであれば「Premium」プランを選択するのがお薦めです。

※「MEDICALPASS」の詳細な機能については記事末のURLを参照してください

セキュリティー対策に気を配りましょう

「MEDICALPASS」の大きな特徴は、サービス提供元の「UnKnot株式会社」が通信・データの暗号化をはじめ各種セキュリティー対策をしていることです。

医療は日本の重要インフラ分野に指定されており、医療施設のセキュリティー対策が推奨されています。そのため、クリニックでは、セキュリティーに配慮されたシステムを選ぶことが大切です。この点で「MEDICALPASS」は優れているといえます。見逃されがちですが、情報漏えいリスクを最小化することには大きな意味があります。

「MEDICALPASS」の導入準備

「MEDICALPASS」の導入に際しては以下の準備が必要です。

クリニック側で準備すること

  1. インターネット環境

患者さん側で準備すること

MEDICALPASS スマホイメージ

  1. インターネット環境
  2. インターネットに接続できるスマホ・タブレット・PC

クリニック側ではインターネット環境があれば良く、患者さんはブラウザーで予約システムにアクセスしますので、インターネット環境に接続できるスマホなどの機器があればOKです。特にアプリをダウンロードする必要もありません。

電子カルテ・レセコンとの連携

「MEDICALPASS」では電子カルテ、レセプトコンピューター(レセコン:医事システム)との連携が可能です。サービス提供元の「Unknot株式会社」に確認したところ、これまで30機種以上の電子カルテ、レセコンとのつなぎ込みを行ってきたとのこと。各主要メーカーの電子カルテ、レセコンと接続可能です。

「MEDICALPASS」の導入費用

プラン費用
Liteお問い合わせください。
Standard
初期費用:45万円(税別)
月額利用料:1万8,000円(税別)
Premium
初期費用:80万円(税別)
月額利用料:2万1,000円(税別)

初期費用の他に専用端末の費用(価格は要確認)がかかります。専用端末は業務用に設計された堅牢な機器で、万が一故障した場合も、訪問修理などを行うオンサイト保守が付いています。

「MEDICALPASS」のサポート体制

「MEDICALPASS」では電話サポートを行なっています。

電話サポート

月~金:9:00~17:30,土:9:00~12:00(日、祝日、指定休日は除く)

まとめ

「MEDICALPASS」はクリニックの要望を満たしてくれる診療予約システムです。マニュアルを読まなくても使えるように設計されており、画面も見やすいデザインです。すきのないよくできたシステムだといえるでしょう。クリニックに診療予約システムを導入しようと考えているのなら、まずはデモを見ることから始めてみてはいかがでしょうか。

※「MEDICALPASS」の詳細については「UnKnot株式会社」の以下のページを参照してください。

https://products.medicalpass.jp

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