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診療予約システムの料金と選び方

診療予約システムの料金と選び方

オンラインで診療予約ができるシステムは、もはやクリニックにとって必要不可欠なもの。このシステムを導入しているか否かで、患者さんの数を左右します。では、実際に導入しようとした場合の料金や、実際に導入するまでのプロセスはどのようになっているのでしょうか? 今回は「診療予約システム」について紹介します。

診療予約システムとは?

「診療予約システム」というのは、スマホやパソコンから、オンライン上で診察予約が行えるシステムのことです。予約は当日の順番予約と日付・時間指定で行えるのが一般的です。当日急に受診を希望した場合は、来院して診察券を提出し、順番待ちをしないといけません。しかし、Webから予約をしておき、順番が近づいたタイミングで来院すれば、長い時間待たずに診察が受けられます。

診療予約システムのメリット

患者さん側の最大のメリットは、やはり「診察開始時間が把握できること」でしょう。待合室でいつ順番が来るのか不安に思いながら待つのは、患者さんに大きなストレスを与えてしまいます。しかし、診療予約システムの多くは、自分の順番や現在の順番待ち人数が把握できるようになっているので、この情報を目安に来院してもらえます。順番が近づくとお知らせメールを送る機能もあるため、患者さんは安心して時間を調整できます。

予約システムを設けることで飛び込みでの診療が減り、受付管理が効率的に行えるようになるのもメリットです。電話で「今どれくらい待っていますか?」という問い合わせを受けることがあると思いますが、待ち人数はWebで確認できるため、こうした電話対応の頻度が減り、受付業務に集中できるようになります。

また、院内で待つ時間が減るため、自然と院内混雑の解消につながります。長い待ち時間と混雑は患者さんの大きなストレスですが、予約システムをうまく利用すれば、この二大ストレスを取り除けます。これはクリニックにとっても大きなメリットです。

導入までの流れ

予約システムを導入したい場合は、まず資料請求や問い合わせをして導入相談を行い、見積もりを出してもらいます。その後、内容に問題がなければ契約……というのが一般的な流れです。

一定期間無料で利用でき、無料期間終了後に正式契約を結ぶかを選べるシステムもあります。例えば『FAST LIST』は2週間、『診療予約2020』は60日間のテスト利用が可能。実際に使ってみることで善し悪しが分かりますから、無料期間のあるサービスで試してみるのもいいかもしれません。初めて予約システムを使うという場合にも、こうした無料期間のあるサービスは重宝します。

診療予約システムの料金

例えば初期費用が無料、月額は安いがオプション料金が必要、機能は充実しているが初期費用とランニングコストが高めなど、システムによって料金の特徴が異なります。

今回は、5つのサービスをピックアップし、利用料金を調べてみました。

FAST LIST


初期費用
月額基本料
無料
7,800円/1年を月額に換算
※年契約制。9万3,600円
※ベーシックプラン

FAST LISTはこちら

診療予約2020

初期費用
無料
月額基本料
1万5,000円(順番待ち・時間帯予約ライセンス)
※院内待ち時間表示機能などオプションで各2,000~5,000円が月に必要

診療予約2020はこちら

メディカル革命

初期費用
20万円
月額基本料
2万円

メディカル革命はこちら

STORES 予約

初期費用
無料
月額基本料
2万2,980円
※スタンダードプラン

STORES 予約はこちら

ヨヤクル

初期費用
16万円
月額基本料
9,000円
※診療前通知や発券機能などオプションで別途費用が必要

ヨヤクルはこちら

システムを大きく2つに分けると、月額や初期費用は高いが機能が充実しているものと、機能は少ないがリーズナブルなものに分けられます。リーズナブルなタイプは別料金でオプションが追加できますが、あれこれ追加していると月に4~5万と高額になる場合もあります。必要な機能をあらかじめリストアップしておけば、求める機能と料金が合致するポイントが探しやすいでしょう。また、後で「こんなはずじゃなかった」という事態も避けられます。特に、「予約受付人数の上限」や「お知らせメールの送信機能」といった重要な機能がオプションになっているサービスも多いため、慎重に選ぶことをお勧めします。

導入のメリットや料金など、診療予約システムについてご紹介しました。「多少遠くてもWebで待ち人数を確認できるクリニックの方を重視する」という人もいるなど、もはやオンラインでの予約システムは必須。しかし、今回紹介したように、予約システムによって、料金や特徴はかなり異なります。クリニックを開業する際は、しっかりと吟味して導入するように心掛けましょう。