診療予約システム「Dr.24」の機能・特徴について
コロナ禍の今、感染拡大を防ぐために、病院内の混雑をできるだけ減らすことが求められています。そこで重宝されているのが「診療予約システム」です。医療機関に足を運んで予約をしなくても済むため、患者さん側はもちろんクリニックにもさまざまなメリットをもたらします。今回は、システム導入の参考になるよう、株式会社マクロスジャパンが提供する診療予約システム「Dr.24」の機能・特徴をご紹介します。
「Dr.24」の機能
「Dr.24」の主な機能は以下のとおりです。
- 24時間365日再診自動受付機能
- 初診予約受付機能
- 予約確認・変更・取消機能
- 複数電話回線対応
- 家族予約機能
- 臨時休診日設定機能
- 予約方法選択機能
- 診察進行状況案内機能
- 予約一覧印刷機能
- 院内検査予約機能
- MWM連携機能
etc.
本システムは電話予約とスマートフォンなどを使ったネット予約に対応しています。電話予約の場合は、患者さんがプッシュ式の電話(一般電話・公衆電話・携帯電話など)から予約専用番号にダイヤルし、ガイダンスに従って予約を取る方法。初診、再診予約の両方に対応しています。ネット予約は診察券を持っている患者さんが対象で、パソコン・スマホからインターネット上の予約サイトにアクセスし、予約を取ることが可能です。
予約は日時を指定する「時間制」と、予約順に診察枠を埋めていく「順番制」の2種類があり、フレキシブルに切り替え可能。午前中は時間制、午後の特定の時間は順番制にするといったこともできます。
クリニック側で、予約内容や予約枠の管理もでき、診察枠の設定だけでなく、どの患者さんにどの検査機器を使うのかなどの設定を行うことも可能。予約内容だけでなく、診察や検査内容も分かりやすく設定・管理できるのが本システムの特徴です。また、患者さんの予約枠から、電子カルテを開いたり、オーダー入力することも可能となっています。
デバイスがタッチパネルに対応している場合は、クリニック側も患者さん側も視覚的かつ分かりやすい操作ができます。また、予約管理画面もカレンダーのように分かりやすい画面構成のため、初めてシステムを扱う場合でも操作しやすいとのこと。
「Dr.24」の導入準備・導入に必要な時間
クリニックで準備すること
- インターネット環境
- 予約条件の設定準備
クリニックに適したシステムにするためには、入念なヒアリングが必要で、事前にどういった使い方をするかなど、基本方針を固めておくことが必要。また、導入・稼働までの時間ですが、医師やスタッフの操作指導を含めると2カ月ほど見ておくと、スムーズに導入できるとのことです。
必要な機器については、すでにあるWindows PC機器が利用可能であればそのまま利用し、機器がない場合は新たに導入する必要があります。時間がない場合は、機器の手配まで全てマクロスジャパン側に任せることができます。時間に余裕がある場合は、推奨機器を提案してもらった後、クリニック側で事前に準備することも可能。その場合は導入まで3カ月~6カ月ほど必要としています。
他ツールとの連携
株式会社マクロスジャパンが提供している電子カルテ総合医療システム「Mac24」をはじめとする全メーカーの電子カルテやレセコンと連携可能。予約画面から患者さんのカルテをシームレスに確認することもでき、いちいちシステムを切り替える煩わしさを減らします。
また、電子カルテに「車いすのため補助が必要」など情報を入力しておくと、その情報が予約システムにも反映されます。それぞれの情報を連動させることで、より有益な機能として活躍してくれます。
サポート
問い合わせは専用のコールセンターで受け付けています。
受付時間
月~金 | 9時~19時 |
土曜日 | 9時~18時 |
導入に必要なコスト
運用に必要なオプション、必要機器も含めてトータルでの導入費用は97万~250万円ほど。また、予約システムとWebシステム側の両方で使用料と管理費が必要となり、こちらは月2万円~となっています。また、マクロスジャパンの電子カルテ総合医療システム「Mac24」と同時に導入する場合は、導入価格の割引なども発生するため要相談となっています。
まとめ
株式会社マクロスジャパンが提供する診療予約システム「Dr.24」の機能・特徴をご紹介しました。とにかく「マニュアル不要で、初めてでも安心して使えるようなシステムになっている」とのこと。パソコンが苦手なスタッフがいるなどで、難しい操作のシステムは避けたいというクリニックは安心して使えそうです。
株式会社マクロスジャパンが提供する診療予約システム「Dr.24」についての詳細は以下のページを参照してください。