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クリニックに自動精算機を導入した際に釣り銭をどう準備するか?

クリニックに自動精算機を導入した際に釣り銭をどう準備するか?

クリニックに自動精算機を導入した際に釣り銭をどう準備するか?

コロナ禍の中、「三密を避ける」ことが推奨されており、その一環として「自動精算機」を導入するクリニックが増えています。最新の自動精算機では領収書の発行なども行えるため、会計を患者さん自身に任せることが可能です。しかし、釣り銭についてはクリニックで用意しないといけません。

今回は、自動精算機『Clinic KIOSK(クリニックキオスク)』のサービス提供元である『株式会社クリニックキオスクBIZ』の立花浩司GMに、楽にできる「釣り銭」の用意の仕方を伺い、まとめました。

一度に多くの金額を両替しておく

自動精算機を導入したクリニックでありがちなのが、釣り銭切れのトラブルです。

例えば、『Clinic KIOSK』では、スタッフが操作する端末PCにつり銭切れを事前に画面表示するアラートの仕組みがありますが、このような親切な機能がない自動精算機の場合、患者さんから「清算できない」と言われ、初めて気付くといったことになりかねません。

まず考えたいのは、毎日釣り銭の用意をするのは大変なので、100万円など一度に大量のお金を両替して小銭を用意しておくことです。

ただ、銀行によって両替のための手数料は異なります。都市銀行の窓口で両替した場合の手数料は以下のようになります(2021年02月15日現在)。

「みずほ銀行」(窓口両替金種指定払戻)

1~10枚※口座がある場合無料
1~10枚※口座がない場合550円
11~500枚550円
501枚以上1,320円

※以降500枚ごとに660円加算

「三菱UFJ銀行」(円貨両替/金種指定の現金払い戻し)

1~10枚※口座がある場合無料
1~10枚※口座がない場合550円
11~500枚550円
501枚以上1,320円

※以降500枚ごとに550円の加算

三井住友銀行

1~10枚※口座がある場合220円
1~10枚※口座がない場合330円
11~500枚770円
501~1,001枚以上1,540円
1,001枚以上500枚ごとに770円

りそな銀行

1~500枚550円
501~1,000枚1,100円
1,001枚以上500枚ごとに550円を加算
1,001枚以上500枚ごとに770円

このように銀行で両替を行うとけっこうな手数料を取られます。また、かつて銀行はお得意さんのためにお金の配達などを行っていたのですが、最近では業務縮小でなかなかそれもままなりません。

地方の信用金庫を利用してみる

立花GMによれば「地方の信用金庫の中には週に1、2回なら無料でサービスを行うところもある」とのことです。都市銀行は輸送が重くて大変なため、硬貨への両替・配達業務を縮小する方向にありますが、地方の信用金庫の場合は都市銀行との差を出すために敢えて行っていることがあるのです。地域密着を心掛ける信用金庫ならではのことですが、もし両替業務で困っていたら、一度相談してみるといいでしょう。ただし、当然ですがその信用金庫に口座を持っている必要があります。

「ゆうちょ銀行」で使える手数料ゼロの方法

実は、手数料が無料となるいい手があります。それは『ゆうちょ銀行』を利用することです。「ゆうちょ銀行」は両替を業務として行っていないので、両替自体はできません。しかし、「ゆうちょ銀行」に口座がある場合は、窓口で「引き出す金種指定」を行うことが可能です。

つまり、100円玉何枚、50円玉何枚……というように、引き出し金額をどの「金種」にするのかを指定できるのです。素晴らしいことにこの場合には手数料がかかりません。

ただし難点もあって、「ゆうちょ銀行」のその支店に指定した金種のストックがなければ実行してはもらえません。ですので、一気に大金を小銭に交換という手は使えません。

上述をまとめると

  • 都市銀行で手数料を支払って用意する
  • 可能なら地方の信用金庫に両替を依頼する
  • ゆうちょ銀行を利用する

の3つの方法があります。

自動精算機はクリニックの会計事務のワークフローを軽減してくれる便利な機器ですが、釣り銭切れになると業務も滞ってしまいます。ですので、できるだけ楽ができる方法で日々の釣り銭を用意するようにしてください。

取材協力:『株式会社クリニックキオスクBIZ』

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