クリニックや病院の広告はいつ、何に出したら効果的?
クリニック、病院を開業するなら、より多くの人に自院のことを知ってもらうためにも広告を利用するのが得策です。では、広告を出すなら、いつ、どんな広告を、どこに出すのがいい? 早速みていきましょう。
広告にはどんな種類がある?
まずは、広告の種類について確認しましょう。広告の種類としては、主に、看板、雑誌やフリーペーパーなどの紙媒体、チラシ、医療系ポータルサイトなどがあります。予算が有り余っているなら、街中のサイネージや電車内の動画広告、TVCMなどの選択肢もあるかもしれませんが、地域の住人をターゲットとしているクリニックであれば、そこのお金をかけることはほとんど意味がないでしょう。
また、もっとも大切なのが自院のホームページ。雑誌の広告であってもwebの広告であっても自院のホームページURLを載せておけば、そこからホームページを見に来てもらえる可能性が高いですし、自院のホームページには文字数の制限や広告規制などがないため、理想とする医療についてしっかりと患者や患者予備軍に伝えることができるからです。
どんな広告を利用するといい?
前述の通り、まず用意すべきはホームページです。自院での構築は時間的にもなかなか難しいと思われるので、制作会社を利用することがおすすめです。
ホームページ制作と並行して進めたいのが、Googleマイビジネスへの登録です。昨今は「エリア、診療科」などの検索キーワードで医療機関を探す人が増えているので、医療機関側でも十分な情報提供をおこなっていくことが大切なのです。また、ホームページを制作するにあたって、Googleをはじめとする検索エンジンでの検索にひっかかりやすいよう、キーワードをたくさん盛り込むなどのSEO対策をとっておくことも大切です。
地域密着型のクリニックであれば、併せてポスティング用のチラシも用意したいところ。開業前の内覧会について知ってもらうチャンスでもあるので、チラシ作成までに内覧会の日時を決めておくとよいでしょう。さらに、予算と相談しながら、地元のフリーペーパーへの掲載、医療系ポータルサイトへの登録なども進めていけると理想的です。さらに効率よく宣伝したいなら、Google広告のようなリスティング広告の出稿を検討するのもいいかもしれません。
開業用の広告を用意するタイミングは?
広告を出すタイミングはいくつかあるでしょう。新しい機器を導入したとき、集患に力を入れたいときなども考えられますが、まずは開業に向けて広告を出すことが第一。クリニックの存在をたくさんの人に知ってもらわなければはじまらないからです。
では、どんなタイミングで広告制作に着手したらいいかというと、たとえばチラシに関しては、開業の5か月前~4か月前くらいに制作を依頼する業者を決定して、開業3か月前にはデザインを確定できるのが理想。2か月前には納品してもらい、1か月前にはポスティングを開始しましょう。
もちろん、チラシには自院のホームページURL記載が必須なので、ポスティングまでにホームページも完成させておく必要があります。
複数社に話を聞いてベストな制作会社を選ぼう
ホームページ制作をお願いするならどの会社がベスト? とお困りの人は、まずは各社の費用感やプランなどをよく検討するのがいいでしょう。気になる会社をいくつかに絞って実際に話をきいてみるのも得策。クリニック開業ナビでもさまざまなホームページ制作会社を紹介しているので、スピーディな制作および宣伝のためにもぜひお気軽にご相談くださいね。