医師と看護師の職場恋愛の壁

8/26/2021

医師と看護師の恋愛ってあるあるだと思っていませんか？ドラマや漫画の題材になることも多く、一般的なのかなという印象を抱きますよね。実は、医師と看護師の恋愛にはたくさんの障壁がありなかなか成就しないものなのです。念願叶って付き合えたとしても、医師と看護師の恋愛はすれ違いから長くは続かないことも。今回は、医師と看護師の職場恋愛の壁についてお話します。医師と看護師の恋愛がうまくいかないのには、悲しい理由があるのです。

飲み会が盛んでないときっかけが作れない

そもそもお付き合いを開始するためには、医師と看護師が仕事相手より一歩踏み込んで仲良くなる必要があります。病院によっては、忘年会や新年会などが盛んにおこなわれていて、プライベートでも仲良くなりやすい場合もあります。飲みの場が設けられたら自然とプライベートな会話も増えるので、お互いの恋愛事情も分かりますよね。ですが全く飲み会が開催されない病院もあれば、そもそも今はご時世柄、飲み会の開催が難しいです。プライベートな交流がなければ仕事仲間の枠は抜け出せませんので、恋愛関係には発展しにくいんです。実際の職場では、恋愛のきっかけ作りすら難しいのが現状です。

医師狙いだと冷ややかな目で見られる

「医師と結婚して玉の輿に乗りたい」。そう思っている看護師は一定数います。私が通っていた看護学校にも、玉の輿狙いで看護師を目指しているという女の子がいました。憧れの医師とお付き合いしたいというのは何も悪いことではないのですが、医療業界は女社会。女社会では、目立った行動をする女性はあまり良い印象は持たれません。特に男性関係で目立ってしまうと、冷ややかな目で見られてしまいます。冷ややかな目で見るのは嫉妬から来ている行動ですが、女ってそういうところがあるんですよね。女社会で生き抜くには、医師狙い全開では茨の道となってしまいますので適度に狙うのがおすすめ。ほどほどなアピールで医師を物にできる世渡り上手な女性でないと、医師との恋愛は難しいでしょう。

職場恋愛だと周りの目が気になる

職場内で医師と看護師が付き合っているとかなり噂になります。女社会では人の噂話が一番盛り上がりますので、医師と付き合っている看護師は格好のネタになってしまうのです。有ること無いこと言われてしまいますし、冷やかされることは日常茶飯事。職場で仕事以外の話をしているだけでも、周りからの目線が気になってしまいます。何も悪いことはしていないのですが、周りからの好奇な視線に耐えられる心の持ち主でないと職場恋愛は難しいでしょう。

なかなか休みが合わない

医師も看護師も激務です。なかなか休みが合わず二人の時間を作れないということもしばしば。以前、私が勤めていた病院は3交替の勤務でした。当時、職場の医師とお付き合いしていたのですが、私は夜中に出勤したり、朝帰ってきて夜にまた仕事に行ったりと出勤時間が不規則だったので、なかなか彼との時間が作れませんでした。彼が家に会いに来てくれても疲れて寝ていることも多かったです。さらに医師は当直があります。当直の前はゆっくりと体を休める必要がありますし、帰ってきても夜勤の疲れから長時間寝てしまいます。休みが被っても、デートの約束があると疲れていても無理して行くことになる、そんな状況が辛くなり自然とお別れしてしまいました。せっかく付き合えても一緒に過ごせる時間が少なく、お別れしてしまうというパターンも多く、忙しさは医師と看護師の恋愛の大きな壁となっています。

喧嘩しても一緒に働かないといけない

同じ職場で働いていると、喧嘩をしてしまっても仕事上では仲良くしなければなりません。口も聞きたくないという状況でももちろん話さなければいけませんし、協力して仕事しなければなりません。腹が立っている相手と表面上仲良くすることは非常にストレスが溜まります。場合によっては、より仲が悪くなってしまうことも。私が医師と職場恋愛していたときにも、喧嘩をしていても勤務が被るという状況があり、精神的に非常にきつかったのを覚えています。お互いかなりイライラしてしまい、その後もしばらく仲直りできませんでした。職場が違う場合は、仕事中はお互いのことを忘れて冷静になれるかもしれませんが、職場が同じだと逃げ場がないんですよね。仕方のないことですがどんな状況でも職場で毎日顔を合わせる、というのは大きなストレスでした。

医師がモテすぎて嫉妬してしまう

医師はとにかくモテます。看護師からはもちろん、医療事務や理学療法士などさまざまな職種の人から人気です。医療業界は特に女性が多く、男性との出会いを常に求めている方が多いです。そのような場所に男性の医師がいたらやはり気になりますよね。私が医師とお付き合いをしていたころも、彼のモテモテ具合が喧嘩の原因になることは多かったです。同じ病棟の看護師からあからさまに好意のあるLINEをもらっていたり、バレンタインチョコをたくさんもらったり、医師は本当にモテモテなんだなあと感心するほどでした。私がお付き合いしていた医師は、学生時代は勉強一筋だったようで、モテモテな環境をすごく喜んでいました。その浮かれた姿に嫉妬してしまい、喧嘩が絶えませんでした。医師がモテすぎて彼女が嫉妬してしまうがゆえにうまくいかないというのも、医師と看護師の恋愛のよくあるパターンです。

お互い医療関係者だと気が休まらない

医師も看護師も命を預かる緊張感のある現場で働いています。お互いが医療関係者だと自然と会話も仕事の話が多くなります。仕事の話をしていると患者さんのことが気になってきますし、なんだか気が休まりません。休みの日は仕事のことは一切考えずのんびりと休みたいですが、どちらかが仕事から帰ってきて今日病院であった話を始めると、どうしても気になってしまうんです。あの患者さんは元気かな、熱は下がったかな、自分が投与した点滴は順調かな、などと仕事の考えが止まりません。そんな状況が続くとなかなか気が休まらず、医療関係者じゃない人と付き合いたいな、などと思ってしまうものです。

職場恋愛は別れた後が気まずい

職場恋愛は付き合っているときも大変ですが、別れてからも辛いんです。いくら周囲に隠していても、職場恋愛はバレています。別れたということもあっという間に知れ渡ります。別れたからと周囲の人たちが気を遣ってくれたりするのも申し訳ないですし、かといって同じチームとして働くのも気まずい。逃げ場がなく精神的に参ってきます。特に医師はモテますので、自分と別れた後に別の看護師と付き合い始めることもよくある話。吹っ切れていても気になるものは気になりますし、なんだかもやもやしてしまいます。メンタルの強い人でないと職場恋愛は難しいですね。

まとめ

いかがでしたか？　今回は医師と看護師の職場恋愛の壁について紹介しました。医師と看護師の恋愛は憧れちゃいますよね。禁断の恋愛という感じがしますし、少女漫画のようでドキドキしてしまいます。でも、実際はさまざまな障壁がありゴールまでたどり着くのはなかなか難しいんです。壁を乗り越えたらより深い絆で結ばれるはずですので、今、職場恋愛をしている医師と看護師の方々の恋愛が成就するようお祈りしています。