内覧会の粗品・ノベルティグッズ
クリニックを開業するにあたり、オープン記念として内覧会をされるところも多いです。
自身のクリニックを認知してもらうためにも、必要なイベントかと思います。
内覧会を開くことで、地域の方たちへの宣伝となり、集患効果も期待できるのではないでしょうか。
そのなかでも、内覧会でのみ配布される粗品やノベルティグッズ。
意外とこのようなアイテムが、クリニックの認知につながる重要なツールだったりします。
医療従事者の私は挨拶もかねて、何度か地域の内覧会に行かせてもらいました。
そこで今回は、私や周りのスタッフが今まで頂いた、粗品やノベルティグッズを消耗品と備品に分けてご紹介します。
今後、内覧会を開く際の参考になれば幸いです。
あると便利な消耗品
- 箱ティッシュ
- 除菌ウェットテッシュ
- 食品用ラップ
- 卓上カレンダー
- マスク
- うちわ
- ハンドソープ
- メモ帳
- PCR検査唾液採取用検査キット
- 付せん
- 修正ペン
- ボールペン
消耗品は、誰でも使えて、いくつあっても困らないところがメリットです。
個人的には、百貨店で販売していますハンドソープを頂いたときは感激でした。
自分ではなかなか購入しないものだと嬉しかったりします。
そういった品物をもらえますと、記憶に残りやすく、単純ながらもそのクリニックのイメージもアップしやすくなります。
長く使える備品
- エコバッグ
- タンブラー
- 爪切り
- マグネット
- タオル
- ブランケット
- コンパクトミラー
- ハンディファン
長く使ってもらえるものだと、その分、クリニックのことを思い出す機会が増えることも考えられます。ノベルティとしてお渡しするのも良いのではないでしょうか。
当クリニックの看護師は、10年前にノベルティとして頂いた爪切りを今も愛用しているとのことです。
10年も使用してもらえるなんて、クリニック側も嬉しいことですよね。
当クリニックの院長はエコバックが嬉しかったと言っていました。
粗品とノベルティの違い
粗品
粗末なモノという意味があるのですが、「大したものではないので、気兼ねなくお受けとりください」という思いを込めてお渡しするモノとのこと。
挨拶やお礼、そして宣伝もかねて、相手が頂きやすいモノをお渡しすることがほとんどです。
ノベルティ
クリニック名を品物にいれて、お渡しするモノです。こちらも挨拶やお礼、そしてよりクリニックをPRするための、宣伝効果が期待されるかと思います。
ただ、クリニック名を大きめに入れると主張が強くなり、お礼の気持ちが伝わりにくくなりやすいです。控えめに、節度のある宣伝を心がけて、お渡しするところが多いようです。
まとめ
今まで行かせていただいた内覧会では、粗品とノベルティの両方をお渡ししているクリニックもあれば、粗品のみ・ノベルティのみのクリニックもありました。
内覧会に足を運んでくれた方たちに、感謝の気持ちを込めて贈る粗品やノベルティ。
日本人の奥ゆかしさを感じさせるおこないが、挨拶やお礼といった意味合いだけではなく、クリニックの認知につながります。
内覧会は、地域の方たちに開業するクリニックやスタッフについて、認知してもらうためにも必要不可欠のイベントかと思います。
クリニックに勤務している私も、地域に住んでいる方たちにとっても、新しく開業されるクリニックの情報は気になるところです。
私は、モデルハウスに行くようなワクワク感を持って行かせていただいております。
そして、
- 先生やスタッフの人柄が知れること
- 綺麗な院内を見学できること
- 最新の医療機器や設備などを学べること
に利点を感じています。
優秀なドクターがいても、最新の医療機器があっても、患者を万全にサポートできる設備を整えていても、まずは認知してもらうことから始まるのだと思っております。
クリニック開業に向けて、まずは地域の方たちと円滑なコミュニケーションをとりクリニックの良さを知ってもらうことが、より良い内覧会となるのではないでしょうか。